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AIエージェントに渡す権限 ― 最小にして、確認を挟む

目安学習時間 15分

課題

全問正解でレクチャー完了です。

【問題1】

この講座で「人間の確認を挟む」側に挙げている操作はどれですか。

[選択肢]

【問題2】

AIエージェントに権限を渡すときの考え方として、最も適切なものはどれですか。

[選択肢]
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学ぶ目的

エージェントは「あなたの権限」で動く

AIエージェントにファイル操作やAPIのキーを渡すと、エージェントはあなたにできることを全部できる状態になります。前回のプロンプトインジェクションで操られたら、その権限がそのまま使われます。

最小権限:やることに必要な分だけ渡す

渡し方 例
読むだけで足りるなら、読み取り専用 調べもの・要約・レビュー
対象を絞る 特定のフォルダ、特定のテーブルだけ
期限を切る 作業が終われば使えなくなるキー
本番と分ける まず検証用の環境で動かす

naminori での実例

このサイトの管理用に、AIからデータを扱えるMCPサーバーを運用しています。そこでは次のように区切っています。

  • 権限は3段階: 参照のみ/参照と作成・更新(削除は不可)/削除まで可
  • キーには有効期限があり、触れてよいテーブルを限定できる
  • キーそのものは保存せず、照合用の値だけを持つ
  • 誰が・いつ・何をしたかを、個人情報を伏せた上で記録する

「削除できる」を別の段階に分けているのは、取り返しのつかない操作だからです。

確認を挟む線

どこで人間が確認するかは、取り返しがつくかと外に影響するかで決めます。

  • 確認なしでよい: 読む、下書きを作る、手元で試す
  • 確認を挟む: 削除する、送信する、公開する、お金が動く、依存を足す

記録を残す

事故は起きる前提で考えます。何が起きたかを後から追えるよう、エージェントの操作は記録に残します。

この講座のまとめ

AIは速く書き、速く動きます。人間の仕事は、どこを読むか、何を渡すか、どこで止めるかを決めることです。

このレクチャーで学ぶこと

  • エージェントは渡した権限をそのまま使う
  • 最小権限の4つの渡し方とnaminoriでの実例
  • 人間の確認を挟む線の引き方

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