独学でITエンジニアを目指せる?おすすめの勉強方法とは

ITエンジニアは非常に人気の高い職業です。しかし、専門的な知識が必要になるため、独学で目指すのは難しいと感じる方も少なくないのではないでしょうか。
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独学でITエンジニアを目指せる?おすすめの勉強方法とは

ITエンジニアは非常に人気の高い職業です。しかし、専門的な知識が必要になるため、独学で目指すのは難しいと感じる方も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、独学でITエンジニアを目指すための具体的な方法や、学習のポイントを詳しく解説します。この記事を読めば、あなたもきっとITエンジニアへの第一歩を踏み出せるはずです。
ITエンジニアを独学で目指すのは可能?

結論から言うと、ITエンジニアを独学で目指すことは十分に可能です。
インターネット上には無料・有料の学習コンテンツが豊富にあり、書籍やオンライン講座も充実しています。しかし、独学にはメリットもあればデメリットもあります。それぞれを理解した上で、自分に合った学習方法を見つけることが大切です。
また、未経験者や初心者からのITエンジニア転職に特化した転職サービスナミノリでは、初心者向けの学習コースも提供しています。これからプログラミングを学習してITエンジニアを目指している方は、ぜひご活用ください。
独学のメリット:コストを抑えて自由に学べる
独学の最大のメリットは、コストを大幅に抑えられる点です。プログラミングスクールなどに通うと数十万円の費用がかかることもありますが、独学であれば書籍代やオンライン講座の費用だけで済みます。
また、自分のペースで学習を進められるため、忙しい方でも無理なく続けられます。さらに、学習する内容や順番を自分で決められるため、自分の興味や目標に合わせて自由に学べます。
例えば、特定のプログラミング言語に興味がある場合は、その言語に特化した書籍やオンライン講座を選んで集中的に学習できます。このように、独学は柔軟な学習スタイルを実現できる点が魅力です。
独学のデメリット:挫折しやすい
一方で、独学には挫折しやすいというデメリットもあります。
まず、独学では学習計画を立てるのが難しいという点があります。何をどこまで学べば良いのか、どのように学習を進めていけば良いのか、最初は戸惑うことが多いでしょう。
また、わからないことがあってもすぐに質問できる相手がいないため、疑問点を解決するのに時間がかかってしまうことがあります。さらに、一人で黙々と学習を進めるため、モチベーションを維持するのが難しいと感じることもあるでしょう。
特に、未経験からITエンジニアを目指す場合、プログラミングの基礎や専門用語など、覚えることがたくさんあります。そのため、独学で学ぼうとして途中で挫折してしまう人も少なくありません。しかし、これらのデメリットは、適切な対策を講じることで克服可能です。
独学でITエンジニアになるためのステップ

独学でITエンジニアを目指すためには、計画的に学習を進めることが重要です。このセクションでは、具体的なステップを以下の4つに分けて解説します。
1. まずはゴールを明確にする
2. 必要なスキルをリストアップする
3. 独学に適した学習方法を見つける
4. 実際に手を動かして学ぶ
最初に目指すゴールを明確にし、必要なスキルをリストアップしましょう。そして、自分に合った学習方法を見つけ、実際に手を動かして学ぶことが大切です。
これらのステップを踏むことで、独学でも効率的に学習を進められるでしょう。
まずはゴールを明確にする
最初に、どのようなITエンジニアになりたいのかを明確にしましょう。
ITエンジニアと一口に言っても、開発エンジニア、インフラエンジニア、セキュリティエンジニアなど、様々な種類があります。例えば、Webサイトやアプリを開発したいのか、それともネットワークやサーバーを管理したいのかによって、学ぶべき内容やスキルは大きく異なります。
もし、Web系の開発エンジニアを目指すのであれば、HTML、CSS、JavaScriptなどのフロントエンド技術や、PHP、Ruby、Javaなどのサーバーサイド技術を学ぶ必要があります。
インフラエンジニアを目指すのであれば、ネットワークやサーバーに関する知識や、LinuxなどのOSに関する知識を学ぶ必要があります。
このように、目指すゴールによって学習内容が変わるため、最初にしっかりと目標を定めることが大切です。
必要なスキルをリストアップする
目標が明確になったら、次に必要なスキルをリストアップしましょう。
例えば、Web系の開発エンジニアを目指すのであれば、プログラミング言語の知識や、データベースに関する知識、Webフレームワークの知識などが挙げられます。
インフラエンジニアを目指すのであれば、ネットワークの知識や、サーバー構築の知識、OSに関する知識などが必要です。
必要なスキルをリストアップすることで、効率的な学習計画を立てることができます。また、自分がどのスキルを習得する必要があるのかを明確にすることで、学習のモチベーションを維持する効果にも期待できます。
リストアップしたスキルをひとつずつ習得していくことで、着実にITエンジニアへの道を進むことができるでしょう。
独学に適した学習方法を見つける
必要なスキルをリストアップしたら、次に独学に適した学習方法を見つけましょう。
独学をする場合でも、書籍、オンライン講座、学習サイトなど、様々な学習方法があります。ただし、学習方法によってメリットやデメリットもあるため、きちんと把握しておくことが大切です。
例えば、書籍は体系的に知識を学べるというメリットがありますが、初心者にとっては難解な部分もあり、分からないところを自分で調べる必要があります。一方、オンライン講座は動画で解説してくれるため、初心者でも理解しやすいというメリットがあります。
学習サイトは、実際にコードを書きながら学べるものも多く、実践的なスキルを身につけやすい点がメリットです。
これらの学習リソースを組み合わせて、自分に合った学習方法を見つけることが大切です。また、複数の学習方法を試してみると、より効果的な学習方法が見つかるかもしれません。
実際に手を動かして学ぶ
知識をインプットしたら、次は実際に手を動かして学ぶことが大切です。
プログラミング言語を学ぶのであれば、実際にコードを書いて動かしてみることで、理解を深められます。コードを書いてみないと、自分が何を理解できていて何を理解できていないのかが分からないため、手を動かすことは非常に大切です。
また、Webサイトを作成するのであれば、実際にHTMLやCSSを書いてWebサイトを構築してみることで、実践的なスキルを身につけることができるでしょう。
手を動かして学ぶことで、知識が定着しやすくなり、問題解決能力も養えます。最初は簡単な課題から始め、徐々に難易度を上げていくと良いでしょう。
また、自分が作ったものを公開したり、他の人にフィードバックをもらったりすると、さらに学習効果を高められるためおすすめです。
おすすめの勉強方法と学習リソース

ここからは、独学をする初心者におすすめの勉強方法と学習リソースを紹介します。
初心者におすすめのプログラミング言語や、オンラインで学べるプラットフォームを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
これらの学習リソースを効果的に活用することで、独学でも着実にスキルアップできるでしょう。
初心者におすすめのプログラミング言語
プログラミングを学ぶ上で、どの言語から始めるかは非常に重要です。ここでは、初心者におすすめのプログラミング言語として、Ruby、PHP、Javaの3つを紹介します。
これらの言語は、比較的学習しやすいだけでなく、Web開発やアプリケーション開発など、様々な分野で活用されているため、習得しておくと役立ちます。
これらの言語の中から、自分の興味や目標に合わせて選ぶと良いでしょう。
Ruby
Rubyは、日本人のプログラマーが開発したプログラミング言語で、コードが読みやすく書きやすいという特徴があります。
また、Webアプリケーション開発に便利なフレームワークであるRuby on Railsが有名で、Web開発を始めたい人におすすめです。Ruby on Railsを使うことで、効率的にWebアプリケーションを開発できます。
Rubyは、日本語の学習リソースも豊富に存在するため、学習しやすい環境が整っています。そのため初心者でも比較的簡単に習得できるので、プログラミングを初めて学ぶ人にもおすすめです。
PHP
PHPは、WebサイトやWebアプリケーションの開発によく使われるプログラミング言語です。HTMLの中に直接コードを埋め込むことができるため、Webページを動的に生成するのに便利です。また、WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)でも使われているので、Webサイト構築に興味がある人におすすめです。
PHPは、Web開発の現場で広く使われていることから、習得しておくと就職活動をする際に選択肢が広がります。また、学習リソースも豊富に存在するため、独学でも十分に習得可能です。
Java
Javaは、大規模なシステム開発やAndroidアプリ開発によく使われるプログラミング言語です。オブジェクト指向という考え方をベースにしているため、その他の言語でも必要になるプログラミングの基礎をしっかりと学ぶことができます。また、様々なプラットフォームで動作するため、汎用性が高いという特徴があります。
Javaは、他のプログラミング言語に比べて少し難易度が高いですが、一度習得すれば様々な分野で活躍できるため、挑戦してみる価値はあります。また、Javaの学習を通じて、プログラミングの基礎をしっかりと身につけることができることから、キャリアを構築するためのステップとしても有効です。
オンラインで学べるプラットフォーム
オンラインで学べるプラットフォームは、独学でITエンジニアを目指す上で非常に便利なツールです。
ここでは、無料で利用できるものから有料のものまで、おすすめのプラットフォームを紹介します。これらのプラットフォームを活用することで、自分のペースで効率的に学習を進めることができます。
これらのプラットフォームを組み合わせて、自分に合った学習スタイルを確立しましょう。
【無料】Rails Tutorial
Rails Tutorialは、Ruby on Railsを学ぶための無料のオンライン教材です。Webアプリケーション開発の基礎から応用まで、体系的に学ぶことができます。また、実際にコードを書きながら学習を進めることができるため、実践的なスキルを身につけることができます。
Rails Tutorialは、Web開発を学びたい人にとって非常に有益な教材です。無料で利用できるため、気軽に始められます。
また、有料版のテキストを購入すると、より新しい情報や実践的な内容を学ぶことも可能です。
Udemy
Udemyは、様々な分野のオンライン講座を提供しているプラットフォームです。プログラミング、Webデザイン、IT系資格など、幅広い分野の講座を受講できます。講座は有料のものが多いですが、セール時にはお得な価格で受講できることもあります。
Udemyは、自分のペースで学習を進めたい人や、特定の分野を深く学びたい人におすすめです。また、講師に質問することもできるため、疑問点を解決しながら学習を進めることができます。
dotinstall
ドットインストールは、3分動画でプログラミングを学べるプラットフォームです。様々なプログラミング言語やWeb技術を学べます。動画は短いため、隙間時間を利用して学習を進めたい方におすすめです。また、無料で利用できる講座も多いので、気軽に学習を始められます。
ドットインストールは、初心者でも気軽にプログラミングを学び始められるため、プログラミングに触れたことがない人におすすめです。また、様々な言語を少しずつ試してみて自分に合う言語を見つけたいと考えている人にもおすすめです。
まずはドットインストールでプログラミング言語に触れてみて、より詳しく知りたくなったら他のプラットフォームで学習すると良いかもしれません。
progate
Progateは、イラスト中心のスライド学習でプログラミングを学べるプラットフォームです。ゲーム感覚で楽しく学習を進められる点が特徴です。また、実際にコードを書きながら学習を進める仕組みのため、実践的なスキルを身につけられます。
Progateは、プログラミング初心者や、ゲーム感覚で楽しく学習したい人におすすめです。また、スマホアプリにも対応しているため、場所を選ばずに学習を進められます。
初歩的な内容は無料ですが、より詳しい内容を学ぶ場合は月額制の有料プランへの加入が必要です。
ナミノリ
ナミノリは、未経験者や初心者からのITエンジニア転職に特化した転職サービスです。
そのサービスの中で、スキルアップのための学習コンテンツを無料で提供しています。ナミノリで学習コースを履修すると学んだことを証明するバッジが付与され、求人を出している企業にアピールできます。
エンジニアの求人を扱う企業が提供しているため、採用する企業がエンジニアに求めている技術スキルや知識に特化した学習コースが用意されていることも特徴の1つです。
未経験からITエンジニアを目指したい人や、企業に求められている内容を重点的に学習したい人におすすめです。
これからプログラミングを学習してITエンジニアを目指している方は、ぜひナミノリをご活用ください。
独学で挫折しないためのコツ

独学は自由に進められる反面、挫折しやすいという側面もあります。独学で挫折しないためのコツを3つ解説します。
学習計画を立てて進捗を管理したり、モチベーションを維持する習慣づくりをしたり、つまずいた時の対処法を知っておくことが大切です。
これらのコツを参考に、独学を成功させましょう。
学習計画を立てて進捗を管理する
独学で挫折しないためには、まず学習計画を立てることが重要です。
いつまでに何を学ぶのか、具体的な目標を設定しましょう。例えば「1ヶ月でHTMLとCSSの基礎を習得する」「計算、条件分岐、ループなどの基本をマスターする」というように具体的な目標を設定することで、学習の進捗を管理しやすくなります。
また、計画を立てる際には、無理のない範囲で設定することが大切です。あまりにも高い目標を設定してしまうと、途中で挫折してしまう可能性が高くなります。また、学習計画は、定期的に見直し、必要に応じて修正しましょう。
モチベーションを維持する習慣づくり
独学は一人で学習を進めるため、モチベーションを維持することが難しい場合があります。そこで、モチベーションを維持するための習慣づくりが大切になります。
例えば、毎日同じ時間に学習する、学習時間を記録する、学習仲間を作るなど、自分に合った方法でモチベーションを維持しましょう。
また、学習内容だけでなく、学んだ成果を可視化することも、モチベーションの維持につながります。例えば、Webサイトを作成したり、アプリを作成したりすることで、自分の成長を実感できます。
つまずいたときの対処法
独学で学習を進める上で、つまずくことは避けて通れません。そこで、つまずいたときの対処法を知っておくことが大切です。例えば、インターネットで検索する、書籍やオンライン講座を見直す、学習仲間やメンターに質問するなど、様々な対処法があります。
また、つまずいたときには、焦らずに冷静に対処することが大切です。焦ってしまうと、さらに混乱してしまう可能性があります。つまずいたときには、一度立ち止まって、問題点を整理し、ひとつずつ解決していくようにしましょう。
独学後に活かせるキャリア構築のステップ

独学でスキルを身につけた後は、それをどのようにキャリアに活かしていくかが重要になります。本項目では、ポートフォリオでスキルをアピールする方法、未経験からITエンジニアとして就職する方法、コミュニティを活用して人脈を広げる方法などを解説します。
これらのステップを踏むことで、独学で身につけたスキルを最大限に活用できます。
ポートフォリオでスキルをアピール
ITエンジニアとして就職する際には、ポートフォリオで自分のスキルをアピールすることが重要です。ポートフォリオとは、自分が作成したWebサイトやアプリ、プログラムなどの成果物をまとめたものです。
企業は、ポートフォリオを通じて、あなたのスキルや実績を評価します。ポートフォリオが無いと、どれだけ独学で学習していてもその成果が相手に伝わらないため、正当な評価を受けられなくなってしまうので注意しましょう。
ポートフォリオを作成する際には、自分の得意なスキルや実績をアピールできるものを選ぶことが大切です。また、ポートフォリオの内容は、常に最新の状態に保つようにしましょう。古い情報のまま提出してしまうと、過去の成果だけをみて評価されるため、いまと比べて過小評価されてしまうおそれがあるので注意が必要です。
未経験からITエンジニアとして就職する方法を学び実践する
未経験からITエンジニアとして就職するためには、まず企業が求めるスキルを身につける必要があります。また、未経験者向けの求人を探すことも重要です。未経験者向けの求人では、研修制度が充実している場合が多いため、就職後に業務についていけなくなってしまうリスクを減らせるでしょう。
また、転職エージェントを活用することも有効な手段の1つです。転職エージェントは、あなたのスキルや希望に合った求人を紹介してくれるだけでなく、学習コースの提供や面接対策などのサポートも行ってくれます。
コミュニティを活用して人脈を広げる
ITエンジニアとして活躍するためには、コミュニティを活用して人脈を広げることも重要です。
コミュニティに参加することで、他のエンジニアと交流したり、最新の技術情報を共有したりできます。また、コミュニティを通じて、就職や転職の機会を得ることもあるでしょう。
コミュニティには、オンラインのものもあれば、オフラインのものもあります。自分の興味や関心に合わせて、様々なコミュニティに参加してみましょう。
まとめ

この記事では、独学でITエンジニアを目指すための方法や、学習のポイントを詳しく解説しました。
独学は大変な道のりですが、計画的に学習を進め、適切な対策を講じることで、必ず目標を達成できます。
独学でITエンジニアを目指すことは、決して不可能ではありません。重要なのは、明確な目標を持ち、計画的に学習を進めることです。この記事で紹介した学習方法やリソースを参考に、ぜひあなたもITエンジニアへの第一歩を踏み出してください。
また、未経験者や初心者からのITエンジニア転職に特化した転職サービスナミノリでは、初心者向けの学習コースも提供しています。これからプログラミングを学習してITエンジニアを目指しているかたは、ぜひご活用ください。