エンジニアへの転職理由はどう答える?面接での答え方を解説
エンジニアへの転職を考えている方の中には、面接での「転職理由」の伝え方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
目次
エンジニアへの転職理由はどう答える?面接での答え方を解説

エンジニアへの転職を考えている方の中には、面接での「転職理由」の伝え方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
面接官は、あなたの転職理由から、入社意欲やキャリアプラン、そして企業とのマッチング度合いを見極めようとしています。そのため、好印象を与える転職理由を用意しておかなければなりません。
では、面接官の心に届く転職理由とは、どんなものなのでしょうか。転職理由がなぜ重視されるのかという前提から、好印象を与える伝え方、答えるときの注意点、そして準備の進め方までを、順にたどっていきます。
読み終えるころには、自分の言葉で転職理由を語れる手応えが得られるはずです。
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エンジニア転職で「転職理由」が重要な理由

面接で「転職理由」が重要視されるのは、企業が採用を通じて、自社に貢献してくれる人材を求めているからです。
転職理由を明確に伝えることは、その企業で働くことへの強い意欲を持っていることを示す上で不可欠です。「なぜエンジニアになりたいのか」「どのようなエンジニアになりたいのか」をきちんと伝えられるように準備をしておきましょう。
また、あなたのキャリアプランや価値観と、企業の文化やビジョンが合致しているかを判断する材料にもなります。
ITエンジニアの仕事に憧れを持ちすぎて、実際の業務内容とかけ離れた想像をしたままエンジニアを目指した人材を採用してしまい、苦労をしている企業も少なくありません。そのため、ITエンジニアの仕事内容を事前にリサーチして、実際の業務内容をきちんと理解していることをアピールすることもポイントです。
エンジニアへ転職する際の主な理由

エンジニアへの転職理由は人それぞれですが、主な理由としては以下のようなものが挙げられます。
- 新しい技術を学びたい
- 労働環境・ワークライフバランスを改善したい
- 前職の会社や業界の将来性に不安を感じたため
これらの理由を参考に、自身の状況と照らし合わせて、より具体的な転職理由を考えてみましょう。
新しい技術を学びたい
技術の進化が著しいIT業界では、常に新しい技術を学び続けることが求められます。しかし、現在の職場では最新技術に触れる機会が少なかった、または特定の技術に特化していたため新しい技術を学べなかったなどの理由で転職を検討する人がいます。新しい技術を学ぶ意欲が高いことは、エンジニアとしての市場価値を高め、キャリアの可能性を広げる上で非常に重要です。
例えば、◯◯(今後学びたい技術)や△△(市場価値の高い技術)を習得したいという具体的な目標を示すことが大切です。また、新しい技術を学ぶために、研修制度が充実している企業や、積極的に技術イベントに参加できる企業を選んだという理由も考えられます。
新しい技術を学ぶ意欲は、企業にとっても魅力的なポイントです。面接では、具体的な学習計画や習得したい技術を明確に伝え、企業への貢献意欲を示すことが重要です。
労働環境・ワークライフバランスを改善したい
エンジニアの仕事は、納期やプロジェクトの状況によっては残業が多くなりがちです。長時間労働や休日出勤が常態化している場合、ワークライフバランスを改善するためリモートワーク制度やフレックスタイム制度など、柔軟な働き方ができる企業を求める人も増えています。
面接では、具体的に改善したい労働環境やワークライフバランスの理想を明確に伝え、企業が提供する制度や働き方について質問することが重要です。労働環境の改善は、エンジニアのパフォーマンス向上にもつながります。企業にとっても、従業員の満足度を高めることは重要な課題であり、ワークライフバランスを重視する姿勢は評価されるでしょう。
前職の会社や業界の将来性に不安を感じたため
IT業界は変化が激しく、技術革新や市場の変化によって、企業や業界の将来性が左右されることがあります。
会社の経営状況が悪化したり、業界全体の成長が鈍化したりした場合、将来への不安から転職を考える人がいます。また、新しい技術やビジネスモデルに対応できない企業に所属している場合、自身のキャリア形成に不安を感じることもあるでしょう。
面接では、将来への不安を感じた具体的な理由を説明し、転職によってどのようなキャリアを築きたいかを明確に伝えることが重要です。また、応募する企業の事業内容や将来性について事前に調査し、業務内容をきちんと理解していることをアピールすることも効果的です。
面接で好印象を与える転職理由の伝え方

面接で転職理由を伝える際には、以下のポイントを意識すると、面接官に好印象を与えられます。
- 新しい技術を学びたい場合
- 年収を上げたい場合
- 労働環境・ワークライフバランスを改善したい場合
- 前職の会社や業界の将来性に不安を感じていた場合
新しい技術を学びたい場合
新しい技術を学びたいという転職理由を伝える場合は、具体的な技術名を挙げることが重要です。「最新の技術を学びたい」という抽象的な表現ではなく、「〇〇(学びたい技術)を習得し、△△(具体的なプロジェクト)に活かしたい」というように、具体的な目標を示すことで、学習意欲の高さをアピールできます。
また、自主的な学習活動をアピールすることも効果的です。例えば、「〇〇(オンライン学習プラットフォーム)で△△(コース名)を受講している」「▢▢(技術イベント)に積極的に参加している」など、自ら学びを深めている姿勢を示すと、企業への貢献意欲を伝えられるでしょう。
さらに、企業の事業内容との関連性を示すことも重要です。応募する企業が注力している技術や、今後導入を検討している技術について事前に調べ、自身の学習目標と合致する点をアピールすることで、企業への適性をアピールできるでしょう。
年収を上げたい場合
年収を上げたいという転職理由を伝える場合は、具体的な金額を提示することは避けましょう。代わりに、自身のスキルや経験に見合った給与を求めていることを伝えることが重要です。
「現在の給与水準では、自身のスキルや経験を十分に評価されていないと感じている」というように、客観的な視点から説明することで、面接官に納得感を与えることができます。
また、実績や貢献度を具体的にアピールすることもポイントです。例えば、「〇〇(プロジェクト名)で△△(具体的な成果)を達成し、▢▢(会社への貢献)につながった」というように、具体的な実績を示すことで、自身の市場価値の高さをアピールできます。
さらに、企業の給与体系への理解を示すことも重要です。応募する企業の給与体系や評価制度について事前に調べ、自身のスキルや経験がどのように評価されるのかを理解していることをアピールすることで、企業への関心度を示すことができるでしょう。
労働環境・ワークライフバランスを改善したい場合
労働環境やワークライフバランスを改善したいという転職理由を伝える場合は、具体的な問題点を明確にすることが重要です。
「残業時間が〇〇時間と長く、△△(体調不良など具体的な影響)につながっている」というように、具体的な問題点を伝えることがポイントです。
また、改善したい環境を具体的に示すことも効果的です。例えば、「フレックスタイム制度やリモートワーク制度を活用し、◯◯(自己啓発や家族との時間など)に時間を使いたい」というように、具体的な希望を示すことで、企業の担当者も検討しやすくなります。
さらに、企業の制度への理解を示すことも重要です。応募する企業の制度や働き方について事前に調べ、自身の希望と合致する点をアピールすることで、企業への適性を示せるでしょう。
前職の会社や業界の将来性に不安を感じていた場合
前職の会社や業界の将来性に不安を感じていたという転職理由を伝える場合は、客観的な視点で説明することが重要です。
「〇〇(業界の動向)や△△(競合他社の状況)を分析した結果、会社の将来性への不安を感じた」というように、客観的なデータや情報に基づいて説明することで、感情的な理由ではないことを示せます。
また、今後の展望を示すこともポイントです。例えば、「〇〇(新しい技術)や△△(新しいビジネスモデル)に積極的に取り組むことで、企業の成長に貢献したい」というように、具体的な展望を示すことで、企業への貢献意欲を伝えられるでしょう。
さらに、応募した企業の将来性への期待を示すことも重要です。応募する企業の事業内容や将来性について事前に調べ、共感できる点をアピールすることで、企業への関心度を示せます。
面接で転職理由を答えるときの注意点

面接で転職理由を答える際には、以下の点に注意すると、マイナスな印象を与えずに、効果的にアピールできます。
- 前職の悪口やネガティブな理由をそのまま話さない
- 抽象的すぎる回答をしない
- エンジニアを目指した理由やなりたいエンジニア像を伝える
- 転職理由と応募した企業の特徴を合わせる
- 経歴やスキルを偽らない
前職の悪口やネガティブな理由をそのまま話さない
前職の悪口やネガティブな理由をそのまま話すことは、面接官に良くない印象を与える可能性があります。
例えば、「上司が〇〇だった」「会社の制度が△△だった」というように、具体的な不満を述べることは避けましょう。代わりに、「〇〇(前職での経験)を通して、△△(課題)を感じたため、▢▢(改善できる環境)を求めている」というように、ポジティブな表現に置き換えることがポイントです。
抽象的すぎる回答をしない
「成長したい」「スキルアップしたい」というような抽象的な回答は、面接官に「具体性がない」という印象を与えてしまうおそれがあるので注意しましょう。
代わりに「〇〇(具体的なスキル)を習得し、△△(具体的なプロジェクト)に活かしたい」というように、具体的な目標を示すことがポイントです。
エンジニアを目指した理由やなりたいエンジニア像を伝える
エンジニアを目指した理由やなりたいエンジニア像を伝えることは、面接官に熱意を伝える上で効果的です。
例えば、「〇〇(きっかけ)がきっかけでエンジニアに興味を持ち、△△(なりたいエンジニア像)を目指している」というように、具体的なエピソードを交えて語ることで、面接官の共感を得やすくなるでしょう。
転職理由と応募した企業の特徴を合わせる
転職理由と応募した企業の特徴を一致させることは、面接官に企業への関心度を伝える上で重要です。
例えば、「〇〇(企業の強み)に魅力を感じ、△△(自身のスキル)を活かして貢献したい」というように、企業の強みと自身のスキルを結びつけることで、企業への適性を示せます。
経歴やスキルを偽らない
経歴やスキルを偽ることは、信頼を失うだけでなく、入社後に問題が発生する可能性もあります。面接では、正直に自身の経歴やスキルを伝え、できることとできないことを明確にした上で、企業に貢献できるポイントをアピールすることが大切です。
転職理由をうまく伝えるための準備と対策

伝え方が分かっても、準備なしに本番でうまく言葉が出るとは限りません。以下の五つのステップで、しっかりと足場を固めておきましょう。
- STEP1.自己分析をする
- STEP2.転職理由を明確にする
- STEP3.応募する企業を徹底的に調査する
- STEP4.応募する企業に合わせて転職理由を言語化する
- STEP5.面接対策をする
STEP1.自己分析をする
自己分析を通して「自身の強みや弱み」「価値観」「キャリアプラン」を明確にすることが、転職理由を明確にする上で重要なポイントです。
過去の経験を振り返り、どのような時にやりがいを感じたか、どのような時に苦痛を感じたかを分析することで、自身の適性を見つけられるでしょう。
ITエンジニアには様々なキャリアプランがあります。以下はWebエンジニアを目指す場合の例です。
1年目(基礎習得・実務経験の開始)
・HTML/CSS・JavaScript・Gitなどの基礎を学ぶ
・Python(Django)やRuby(Ruby on Rails)、PHP(Laravel)などのバックエンド技術を習得
・個人開発で簡単なWebアプリを作成し、ポートフォリオを作る
・未経験OKの企業でエンジニアとして就職し、簡単な修正・保守業務を担当
2年目(開発経験を積む・技術の幅を広げる)
・JavaScriptのフレームワーク(React/Vue.js)を習得
・APIの設計やデータベースの構築を経験
・小規模な開発案件のリードを経験し、設計・実装の流れを理解
3年目(フルスタックエンジニアとして成長)
・フロント・バックエンド両方を担当し、フルスタック開発ができるようになる
・チーム開発のリーダーとして、コードレビューやメンター業務を経験
・クラウド環境(AWS/GCP)を活用し、インフラの基礎も学ぶ
キャリアプランを明確に伝えることで、企業とのミスマッチを防ぐだけでなく、ITエンジニアの業務内容をきちんと理解していることをアピールできます。
また、未経験者向けITエンジニア転職プラットフォームのナミノリでは、現役エンジニアによる相談やアドバイスも提供しています。ITエンジニアのキャリアプランの作り方でお悩みの方は、ぜひご活用ください。
STEP2.転職理由を明確にする
自己分析の結果を踏まえ「なぜ転職したいのか」「どのようなエンジニアになりたいのか」を明確にすることが重要です。
現在の職場への不満だけでなく、将来的にどのようなキャリアを築きたいのかを具体的に考えることで、転職の目的を明確にできます。
STEP3.応募する企業を徹底的に調査する
応募する企業の事業内容や企業文化、社風、待遇などを徹底的に調査することで、企業とのマッチングを見極めることができます。また、転職理由を考える際や面接の受け答えを考える際の参考にもできます。
企業のホームページやニュース記事、社員の口コミなどを参考に、企業の強みや弱みを把握しましょう。
STEP4.応募する企業に合わせて転職理由を言語化する
自己分析の結果と企業調査の結果を踏まえ、応募する企業に合わせて転職理由を言語化することがポイントです。
企業の求める人物像や企業の強みを理解した上で、自身のスキルや経験がどのように活かせるのかを具体的に説明できるように準備しましょう。
複数の会社に応募する場合は、転職理由を使い回さず、応募する会社に合わせて修正することも大切です。
STEP5.面接対策をする
面接でよく聞かれる質問を想定し、回答を準備しておきましょう。転職理由だけでなく、自己PRや志望動機、キャリアプランなど、様々な質問に対応できるように練習しておくことが重要です。
模擬面接を行うと、自信を持って本番の面接に臨むことができるので、可能なら模擬面接をしておきましょう。
まとめ

冒頭で触れた「転職理由の伝え方」への悩みは、突き詰めれば準備の問題でした。自己分析で自分の言葉を掘り起こし、企業に合わせて言語化しておけば、面接の場で慌てることはありません。
転職活動は、新たなキャリアをスタートさせるための第一歩です。まずは今日、自分がなぜエンジニアを目指すのかを一行書き出してみましょう。その一行が、面接で語る転職理由の芯になります。
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