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基盤モデルの限界とプロンプト ― ハルシネーションに備え、手法を目的で選ぶ

目安学習時間 25分

課題

全問正解でレクチャー完了です。

【問題1】

社内の規程について、モデルが学習した後に改定された内容を聞かれると、古い内容をもっともらしく答えてしまう。この原因として最も合う限界はどれですか。

[選択肢]

【問題2】

モデルに「考える → 検索の道具を使う → 結果を見て考える」を繰り返させたい。最も合うプロンプトの手法はどれですか。

[選択肢]
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学ぶ目的

基盤モデルの限界

  • データへの依存 … 学んだデータに無いことや偏りは、そのまま出る
  • 知識の締め切り … 学習した時点より後のことは知らない
  • 偏りと公平性 … データの偏りが、特定の人への不公平な答えになる
  • ハルシネーション … もっともらしいが、事実ではない答えを作る
  • まれな場面 … 学習データに少ない場面で、答えが崩れやすい

限界への備え

グラウンディング(信頼できる情報に根拠を持たせる)、RAG、プロンプトの工夫、ファインチューニング(追加の学習)、人が確かめる仕組み(ヒューマン・イン・ザ・ループ)を組み合わせます。使い始めてからも、性能の追跡、ずれ(ドリフト)の監視、バージョンの管理を続けます。

プロンプトの手法

  • ゼロショット … 例を付けずに指示だけ
  • ワンショット・フューショット … 例を1つ、または数個付ける
  • ロール … 役割を与える(「あなたは経理の担当者です」)
  • プロンプトチェーン … 大きな仕事を段階に分け、前の出力を次に渡す
  • 思考の連鎖(Chain-of-Thought) … 考える手順を書かせる
  • ReAct … 考えることと、道具を使う行動を交互に行わせる

出力の形をそろえたいなら例を付け、手順の多い問題なら考える手順を書かせ、外の情報が要るなら ReAct、と目的で選びます。

このレクチャーで学ぶこと

  • 基盤モデルの限界(知識の締め切り・偏り・ハルシネーションなど)
  • 限界への備えと、使い始めてからの監視
  • ゼロショット・フューショット・ロール・プロンプトチェーン
  • 思考の連鎖と ReAct を使う場面

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