未経験からWebプログラマーになる方法【2025年最新版】

未経験からWebプログラマーになりたいと考えている方の中には「未経験でも本当になれるのか」と思っている方も多いのではないでしょうか。
目次
未経験からWebプログラマーになる方法【2025年最新版】

未経験からWebプログラマーになりたいと考えている方の中には「未経験でも本当になれるのか」と思っている方も多いのではないでしょうか。需要が高まっているWebプログラマーへの転職は、未経験の方でも十分に可能です。
本記事では、未経験からWebプログラマーになるための具体的な方法をステップバイステップで解説します。具体的な学習ロードマップや、よくある質問もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
未経験でもWebプログラマーになれるの?

未経験からWebプログラマーになることは、決して不可能ではありません。IT人材は今後ますます不足していくと予想されており、Webプログラマーの需要は高い状態が続いています。
転職サービスのdodaが公表している2024年7月のデータでは、IT・通信分野のエンジニアの求人倍率は7.16倍という結果が出ています。
また、Web業界は学歴よりもスキルや実績を重視する傾向があるため、未経験でも努力次第でWebプログラマーとして活躍できるチャンスがあります。
未経験からWebプログラマーを目指す際に重要なのは、適切な学習方法と効果的なポートフォリオの作成です。
本記事では、それらを実現するための具体的なステップや未経験からWebプログラマーになった事例を紹介しますので、参考にしてください。
また、未経験者や初心者からのITエンジニア転職に特化した転職サービスNAMINORIでは、未経験者歓迎の求人も多数扱っています。ITエンジニアへの転職を考えている方は、ぜひご覧ください。
今からWebプログラマーを目指すならおすすめの言語

今からWebプログラマーを目指すために学習すべきおすすめのプログラミング言語や関連ツールは、以下の3つです。
- Ruby
- PHP
- Java
次項から、各言語について解説します。
Ruby
Rubyは、日本で開発されたプログラミング言語で、Webアプリケーション開発に広く利用されています。
Ruby on Railsというフレームワークを使うことで、効率的に開発を進められることが大きな特徴です。また、シンプルで分かりやすい文法で作られているため、習得しやすい点も魅力といえるでしょう。
Rubyは学習しやすい言語であり、Webアプリケーション開発の基礎を学ぶのに適しています。また、多くのコミュニティや学習リソースが存在するため、学習中に困ったときもサポートを受けやすい環境のため初心者におすすめです。
また、多くのスタートアップ企業で採用されているため、スタートアップ企業で働きたいと考えている方におすすめの言語です。
PHP
PHPは、Web開発でもっとも広く使われている言語の1種です。WordPressなどのCMSもPHPで開発されています。多くのWebサイトで使われているため、求人数も多く、就職活動にも有利な開発言語です。
PHPは、Web開発に特化した言語であるため、Webプログラマーを目指す方に向いている開発言語といえるでしょう。
また、多くの企業で採用されているだけでなく、WordPressのカスタマイズなどのフリーランス向けの案件も豊富にあります。そのため、フリーランスを目指している方にも向いています。
Java
Javaは、大規模なシステム開発からWebアプリケーション開発、Androidアプリ開発まで幅広く利用されている言語です。汎用性が高く、一度習得すれば様々な分野で活躍できます。
多くの大規模開発でJavaが採用されているので、itエンジニアを目指すならJavaを学習しておくと選択肢が広がります
Javaは、他の言語に比べて学習難易度はやや高めですが、その分市場価値も高いことが特徴です。
プロが教える、今からWebプログラマーを目指すならこうすべし!3つのステップ

Webプログラマーになるための具体的なステップを以下の3つに分けて解説します。
- ステップ1:目標設定と学習計画の立て方
- ステップ2:効率的な学習方法とおすすめ教材
- ステップ3:戦略的なポートフォリオ制作と転職時のアピールポイント
ステップ1:目標設定と学習計画の立て方
まずは、Webプログラマーとしてどのような仕事がしたいのか、どのようなスキルを身につける必要があるのかを明確にしましょう。
具体的な目標を設定することで、学習のモチベーションを維持しやすくなります。目標が決まったら、学習計画を立てます。無理のない範囲で、毎日コツコツと学習を進め、着実にスキルアップしていくことがポイントです。
ステップ2:効率的な学習方法とおすすめ教材
学習の成果を最大化するためには、効率的な学習方法を見つけることが重要です。自分に合った学習方法を見つけるために、さまざまな教材を試してみましょう。
書籍やオンライン学習サービス、プログラミングスクールなど、自分に合った学習スタイルを見つけることが大切です。
プログラミングスクールやオンライン学習サービスの中には、現役エンジニアのメンターによるサポートも充実しているものがあります。それらのサービスを利用すると、学習中に分からないことがあってもすぐに質問できるのでおすすめです。
ステップ3:戦略的なポートフォリオ制作と転職時のアピールポイント
Webプログラマーへの転職活動において、ポートフォリオは非常に重要です。
独自のアイデアを盛り込んだ、質の高いポートフォリオを作成することで、採用担当者にスキルや実績をアピールできます。ポートフォリオを作成する際には、ユーザー目線で使いやすいアプリケーションを開発することを心がけましょう。
また、転職活動では、自分の強みや経験を効果的にアピールする能力も重要です。面接の対策なども行い、自信を持って転職活動に臨みましょう。
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具体的にWebプログラマーになるための学習ロードマップ

未経験からWebプログラマーになるための学習ロードマップを4段階に分けて紹介します。
1. 最初の3ヶ月で身につけるべきスキル
2.6ヶ月後、1年後、そしてプロになるまで
3.独学?スクール?オンラインコース?
4.モチベーション維持と目標管理
学習ロードマップ:最初の3ヶ月で身につけるべきスキル
最初の3ヶ月では、Web開発の基礎となるHTML/CSS、Ruby、Ruby on Railsの基礎を学びましょう。簡単なWebアプリケーションを作成できるようになることを目指します。
プログラミングスクールを利用すると、開発現場で必要な実践的なスキルを、効率的に学ぶことができるカリキュラムを受けられます。最初の3ヶ月で、Webプログラマーとしての基礎を固められるのでおすすめです。
また、スクールやサービスのカリキュラムは、最新の技術トレンドに合わせてアップデートされているので、トレンドに合ったスキルを学べるでしょう。
学習ロードマップ:6ヶ月後、1年後、そしてプロになるまで
6ヶ月後には、より複雑なWebアプリケーションを開発できるようになることを目指します。
主に、データベースの設計やAPIの利用方法なども学びます。1年後には、チーム開発やアジャイル開発などの実践的なスキルを習得し、プロのWebプログラマーとして活躍できるレベルを目指します。
アジャイル開発とは、機能単位まで小分けしたプログラムを計画、設計、実装、テストのサイクルを繰り返しながら開発していく開発手法のことです。実務でもよく採用されているアジャイル開発の仕方を学び、現場で活躍できる人材になることがポイントです。
効率的な学習方法:独学?スクール?オンラインコース?
Webプログラマーになるための学習方法はさまざまですが、転職を目指すのであればプログラミングスクールに通うことがおすすめです。
スクールでは、体系的なカリキュラムに沿って学習を進めることができ、現役エンジニアの講師から直接指導を受けられます。また、他の受講生と交流することで、モチベーションを維持しやすくなる効果にも期待できるでしょう。
また、未経験からのエンジニア転職に特化した転職サービスNAMINORIでも、初心者向けに学習コースを用意していますので、興味のある方はぜひご確認ください。
挫折しないための学習のコツ:モチベーション維持と目標管理
プログラミング学習を続けていると、ときには挫折しそうになることもあるかもしれません。モチベーションを維持するためには、明確な目標を設定し、こまめに目標達成度を確認することが重要です。
また、学習仲間と交流したり、メンターに相談したりすると、モチベーションを高く保つことができます。
未経験からWebプログラマーになって成功している事例

成功事例1:福井さん
福井さんは、大学卒業後、大手コンビニ事業会社で4年間スーパーバイザーとして経営や運営管理を担当。その後、大手広告会社での求人広告営業を経験しました。営業活動をする中で「お客様の課題を技術的に解決したい」という思いを抱き、未経験からエンジニアを目指すことを決意しました。
未経験からエンジニアへの道のり
福井さんは派遣社員として働きながら約1年間プログラミングスクールでRuby on Railsを中心に学習。その後、2024年8月に実務未経験ながら株式会社シンシア(転職サービスNAMINORIの運営会社)にエンジニアとして入社しました。現在ではプロジェクトを担当し、実務を通じてスキルを磨いています。
転職の成功ポイント
福井さんの成功のポイントは、学び続ける姿勢と環境を活かす力にあります。
プログラミングスクールでRuby on Railsを習得し、実務未経験ながらエンジニアとしてのキャリアをスタート。シンシアでは、プロジェクトを担当しながら基礎スキルを磨きました。
毎朝早く起きて学習を続ける習慣やフレックスタイム制を活用し、学びと仕事を両立。さらに、周囲のサポートを受けながら実践的なスキルを積み重ねたことが成功につながりました。福井さんの成功は、行動力と継続力を活かした結果といえるでしょう。
成功事例2:奥山さん
奥山さんは、高校卒業後、大学には進学せず、実家の農業を手伝ったり、介護施設で働いたり、ゴルフ場のメンテナンス業務を行ったりと、興味を持った仕事に挑戦していました。
当時はIT業界には全く関心がありませんでした。しかし、ChatGPTが話題になった際「このまま肉体労働ばかりを続けていて、ITスキルがないまま年齢を重ねたら、AIに仕事を奪われるのではないか」という危機感を抱き、プログラミング学習を始めることを決意。
未経験からエンジニアへの道のり
奥山さんは、まず独学で5ヶ月間プログラミングの基礎を学びました。しかし、独学だけでは「エラーの解決が難しい」「自分で1からコードを書くことができない」といった課題に直面。より深く学ぶため、プログラミングスクールに6ヶ月間通い、合計11ヶ月間の学習期間を経てエンジニアを目指しました。
その間、日中は仕事を続けながら、早朝2〜3時に起きて学習を行い、仕事後にも勉強をする日々を継続。そしてポートフォリオサイトを作成し、それを転職活動のアピール材料としました。
転職活動の苦労
ポートフォリオを作成したものの、応募した企業からの反応は厳しく、書類審査や一次面接で何度も不合格を経験。それでも諦めずに努力を重ね、2024年4月、実務未経験ながら株式会社シンシアへの入社を果たしました。
現在では、フロントエンドでReact(TypeScript)、バックエンドでNest.jsを使用した開発業務に携わり、未経験からエンジニアとして幅広い開発に取り組んでいます。
奥山さんのように、危機感を原動力に学び続け、行動を起こすことができれば、未経験からでもWebプログラマーとして新たなキャリアを築けるでしょう。
よくある質問:未経験からWebプログラマーになるにあたってよくある質問

未経験からWebプログラマーを目指す方からよく寄せられる質問をまとめました。
Q1:PCは何でもいい?
Webプログラミングを学ぶ際のPCは、Macがおすすめです。多くのWeb系企業ではMacを使って開発を行っており、Macに慣れておくことで、入社後のスムーズな業務遂行につながります。
メモリは16GB以上、SSDは256GB以上が推奨されています。
Q2:どのくらいの学習期間が必要?
学習期間は、個人の学習ペースや目標とするスキルレベルによって異なりますが、6ヶ月程度の学習期間を目安にするとよいでしょう。
集中的に学習することで、効率的にスキルを身につけることも可能です。
Q3:未経験入社時の給与相場は?
未経験入社時の給与相場は、企業や地域によって異なりますが、一般的には年収300万円〜400万円程度が相場です。
ただし、スキルや経験を積むことができれば、徐々に給与は上がっていきます。
Q4:就活するときはどの媒体がいい?
Web系企業への転職活動では、WantedlyなどのWeb系企業に特化した求人サイトがおすすめです。
また、NAMINORIではエンジニア転職に特化しているだけではなく、学習コースからスキルを身に着けることもできるため、未経験からWebプログラマーを目指す方にもおすすめです。
まとめ

この記事では、未経験からWebプログラマーになるための具体的な方法を解説しました。Webプログラマーは需要がまだまだ多く、未経験からでも目指せる職業です。
Webプログラマーになるためには、適切な学習方法と効果的なポートフォリオの作成が重要です。最初に学習するプログラミング言語としては、学びやすく需要もあるRubyやPHP、Javaがおすすめです。
本記事で紹介したWebプログラマーを目指すためのステップや学習ロードマップを参考に、Webプログラミングを学んでみましょう。