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学ぶ目的
まず、やりたいことを文章で書く
いきなり表を描かずに、作りたいものを普通の文章で書きます。求人サイトなら、たとえばこうです。
企業が求人を掲載する。求職者は求人を探して応募する。企業は応募者と面接の日程を決める。
名詞に線を引く
この文章の名詞が、データとして持つものの候補です。
- 企業・求人・求職者・応募・面接の日程
このうち、それ自体を区別して管理したいものを「エンティティ」と呼びます。表(テーブル)1つに当たると考えてかまいません。
エンティティか、属性か
名詞には2種類あります。
| 種類 | 見分け方 | 例 |
|---|---|---|
| エンティティ | 1つずつ区別して、追加・変更・削除したい | 企業、求人、求職者、応募 |
| 属性 | 何かの「性質」で、それ単体では管理しない | 求人のタイトル、給与、求職者のメールアドレス |
迷ったら「それに、さらに性質がぶら下がるか」を考えます。「勤務地」は最初は求人の属性でよさそうです。でも「勤務地ごとに交通費の規定がある」と言われたら、勤務地はエンティティに格上げされます。
業務の言葉をそのまま使う
エンティティの名前は、使う人が普段使っている言葉に合わせます。企業の担当者が「案件」と呼んでいるのに、作る側が「募集」と呼ぶと、会話のたびに翻訳が要ります。翻訳はそのうち間違えます。
動詞は後で効いてくる
「掲載する」「応募する」「決める」といった動詞は、第3回で関係を考えるとき、第6回で処理の置き場所を考えるときに使います。名詞と一緒にメモしておきましょう。
このレクチャーで学ぶこと
- 作りたいものを文章で書く
- 名詞からエンティティを拾う
- エンティティと属性の見分け方
- 名前は業務の言葉に合わせる
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