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名詞を拾う ― 業務の言葉からエンティティと属性を取り出す

目安学習時間 15分

課題

全問正解でレクチャー完了です。

【問題1】

求人の属性だった「勤務地」をエンティティにすべききっかけとして、最も適切なものはどれですか。

[選択肢]

【問題2】

求人サイトで「求人のタイトル」はどれに当たりますか。

[選択肢]
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学ぶ目的

まず、やりたいことを文章で書く

いきなり表を描かずに、作りたいものを普通の文章で書きます。求人サイトなら、たとえばこうです。

企業が求人を掲載する。求職者は求人を探して応募する。企業は応募者と面接の日程を決める。

名詞に線を引く

この文章の名詞が、データとして持つものの候補です。

  • 企業・求人・求職者・応募・面接の日程

このうち、それ自体を区別して管理したいものを「エンティティ」と呼びます。表(テーブル)1つに当たると考えてかまいません。

エンティティか、属性か

名詞には2種類あります。

種類 見分け方 例
エンティティ 1つずつ区別して、追加・変更・削除したい 企業、求人、求職者、応募
属性 何かの「性質」で、それ単体では管理しない 求人のタイトル、給与、求職者のメールアドレス

迷ったら「それに、さらに性質がぶら下がるか」を考えます。「勤務地」は最初は求人の属性でよさそうです。でも「勤務地ごとに交通費の規定がある」と言われたら、勤務地はエンティティに格上げされます。

業務の言葉をそのまま使う

エンティティの名前は、使う人が普段使っている言葉に合わせます。企業の担当者が「案件」と呼んでいるのに、作る側が「募集」と呼ぶと、会話のたびに翻訳が要ります。翻訳はそのうち間違えます。

動詞は後で効いてくる

「掲載する」「応募する」「決める」といった動詞は、第3回で関係を考えるとき、第6回で処理の置き場所を考えるときに使います。名詞と一緒にメモしておきましょう。

このレクチャーで学ぶこと

  • 作りたいものを文章で書く
  • 名詞からエンティティを拾う
  • エンティティと属性の見分け方
  • 名前は業務の言葉に合わせる

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