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暗号と認証 ― 共通鍵・公開鍵・ハッシュ・デジタル署名・PKI・多要素認証のしくみ

目安学習時間 25分

課題

全問正解でレクチャー完了です。

【問題1】

デジタル署名を確かめるときに、受け取る人が使う鍵はどれですか。

[選択肢]

【問題2】

多要素認証になっている組み合わせはどれですか。

[選択肢]
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学ぶ目的

共通鍵暗号と公開鍵暗号

  • 共通鍵暗号 … 暗号化と復号に同じ鍵を使う。速いが、鍵を安全に渡すのが難しい。代表はAES
  • 公開鍵暗号 … 受け取る人の公開鍵で暗号化し、受け取る人だけが持つ秘密鍵で復号する。代表はRSA
  • ハイブリッド暗号 … 共通鍵を公開鍵暗号で渡し、データは共通鍵で暗号化する

6人が互いに暗号で通信するとき、共通鍵暗号では組ごとに1個で 6 × 5 ÷ 2 = 15個、公開鍵暗号では1人2個で12個の鍵が要ります。

ハッシュ関数

データから、決まった長さの短い値(ハッシュ値)を作る計算です。1文字でも変わると、まったく違う値になります。ハッシュ値から元のデータには戻せません。改ざんの確認や、パスワードの保管に使います。

デジタル署名とPKI

送る人が自分の秘密鍵で署名し、受け取る人は送る人の公開鍵で確かめます。本人が送ったことと、途中で書き換えられていないことが分かります。ただし、その公開鍵が本当に本人のものかは、別に確かめる必要があります。そこで、認証局が「この公開鍵はこの人のもの」と証明するデジタル証明書を発行します。この仕組みをPKI(公開鍵基盤)と呼びます。

多要素認証

知っているもの(パスワード)、持っているもの(スマートフォン、ICカード)、本人の体の特徴(指紋、顔)のうち、違う種類を2つ以上組み合わせます。パスワードと秘密の質問は、どちらも知っているものなので、多要素認証ではありません。

このレクチャーで学ぶこと

  • 共通鍵暗号・公開鍵暗号・ハイブリッド暗号と、鍵の数
  • ハッシュ関数の性質と使い道
  • デジタル署名で分かることと、PKIとデジタル証明書
  • 多要素認証と、多要素にならない組み合わせ

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