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モデルの評価 ― 混同行列から、正解率・適合率・再現率・F値を計算する

目安学習時間 25分

課題

全問正解でレクチャー完了です。

【問題1】

工場の機械の故障の予兆を見つけるモデルで、故障の見逃しをできるだけ減らしたいとき、特に重く見る指標はどれですか。

[選択肢]

【問題2】

TP が30、FP が30、FN が10、TN が930のとき、適合率と再現率の組み合わせとして正しいものはどれですか。

[選択肢]
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学ぶ目的

混同行列

分類の結果を、予測と実際の組み合わせで4つに分けた表です。
- 真陽性(TP) … 陽性と予測して、実際も陽性
- 偽陽性(FP) … 陽性と予測したが、実際は陰性(空振り)
- 偽陰性(FN) … 陰性と予測したが、実際は陽性(見逃し)
- 真陰性(TN) … 陰性と予測して、実際も陰性

4つの指標

  • 正解率 … 全体のうち、当たった割合(TP + TN)÷ 全体
  • 適合率 … 陽性と予測したうち、本当に陽性だった割合 TP ÷(TP + FP)
  • 再現率 … 本当の陽性のうち、見つけられた割合 TP ÷(TP + FN)
  • F値 … 適合率と再現率の調和平均。2 × 適合率 × 再現率 ÷(適合率 + 再現率)

例

1,000件のうち、TP 40、FP 10、FN 20、TN 930 なら、正解率は0.97、適合率は0.8、再現率は約0.67、F値は約0.73です。陽性が少ないデータでは、すべて陰性と答えても正解率が0.94になるので、正解率だけでは良し悪しが分かりません。

目的で指標を選ぶ

見逃しが困る場面(病気の検査、故障の予兆)は再現率を、空振りが困る場面(迷惑メールの判定で大事なメールを消したくない)は適合率を重く見ます。しきい値を動かしたときの変化は ROC 曲線で描き、その下の面積(AUC)が1に近いほどよいモデルです。

回帰の指標

数値の予測は、誤差で評価します。MSE(平均二乗誤差)、その平方根の RMSE、誤差の絶対値の平均の MAE です。MSE と RMSE は大きな外れを強く罰します。

このレクチャーで学ぶこと

  • 混同行列の4つのます(TP・FP・FN・TN)
  • 正解率・適合率・再現率・F値の計算
  • 目的に合う指標の選び方と、ROC曲線・AUC
  • 回帰の指標(MSE・RMSE・MAE)

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