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脅威アクターと攻撃の入口 ― 誰が、何のために、どこから攻めるかを見分ける

目安学習時間 20分

課題

全問正解でレクチャー完了です。

【問題1】

経理担当者に、社長を名乗る人から「至急、この口座に振り込んでほしい。ほかの人には言わないで」という電話がありました。この手口の名前として最も適切なものはどれですか。

[選択肢]

【問題2】

社員が会社の許可を取らずに、無料のファイル共有サービスで顧客の資料をやり取りしていました。これを表す言葉として最も適切なものはどれですか。

[選択肢]
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学ぶ目的

脅威アクター(Threat Actor)

攻撃する人や集団のことです。
- 国家(Nation-state) … 資金と技術が豊富。長く潜む
- 組織的犯罪(Organized crime) … お金が目的。ランサムウェアなど
- ハクティビスト(Hacktivist) … 主張を広めるのが目的
- 内部の人(Insider threat) … 社内の権限を持つ人
- 未熟な攻撃者(Unskilled attacker) … 出来合いの道具を使う
- シャドー IT(Shadow IT) … 許可なく使われる IT。悪意が無くても穴になる

見分けるときは、資金と技術の量、内部か外部か、動機(お金、主張、スパイ、仕返し、混乱)を見ます。

攻撃の入口(Threat Vector)と攻撃対象領域

メール、SMS、電話、USB などの持ち運べる記録媒体、脆弱なソフト、開いたままのポート、初期設定のままのパスワード、取引先などのサプライチェーンが入口になります。入口の総量を攻撃対象領域(Attack Surface)と呼びます。

ソーシャルエンジニアリング

人の心のすきを突く手口です。フィッシング(Phishing)、電話を使うビッシング(Vishing)、SMS を使うスミッシング(Smishing)、なりすまし(Impersonation)、ビジネスメール詐欺(BEC)、よく行くサイトを改ざんする水飲み場型攻撃(Watering hole)、似た名前のドメインを使うタイポスクワッティング(Typosquatting)などがあります。

このレクチャーで学ぶこと

  • 脅威アクターの種類と、資金・技術・動機での見分け方
  • 攻撃の入口と攻撃対象領域
  • ソーシャルエンジニアリングの手口の名前
  • 場面から手口を言い当てる読み方

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