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暗号とPKI ― ハッシュ・共通鍵・公開鍵・証明書の役割を使い分ける

目安学習時間 25分

課題

全問正解でレクチャー完了です。

【問題1】

ディジタル署名を確かめるときに、受け取る人が使う鍵はどれですか。

[選択肢]

【問題2】

社員10人が、2人ずつの組ごとに別々の共通鍵を使って通信するとき、必要な共通鍵の数はどれですか。

[選択肢]
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学ぶ目的

ハッシュ(Hashing)

データから決まった長さの値を作ります。元には戻せず、1文字変わると値が大きく変わるので、改ざんの確認に使います。SHA-256 は 256 ビットの値を出します。パスワードは、ソルト(Salt)を足してからハッシュにして保存します。

共通鍵暗号(Symmetric)

暗号化と復号に同じ鍵を使います。速く、大量のデータに向きます。代表は AES です。鍵を安全に渡すのが課題で、n 人が互いに通信すると n × (n − 1) ÷ 2 個の鍵が要ります。

公開鍵暗号(Asymmetric)

公開鍵と秘密鍵の組を使います。代表は RSA と楕円曲線暗号(ECC)です。相手の公開鍵で暗号化すると、相手の秘密鍵でしか復号できません。実際の通信(TLS)では、公開鍵暗号で鍵を安全に決め、本文は共通鍵で暗号化します。

ディジタル署名

送る人が自分の秘密鍵で署名し、受け取る人が送る人の公開鍵で確かめます。完全性、本人であること、否認防止が得られます。

PKI と証明書

公開鍵が本当にその人のものかを、認証局(CA)が証明書で保証する仕組みが PKI です。失効した証明書は CRL や OCSP で確かめます。ワイルドカード証明書、自己署名証明書、証明書署名要求(CSR)、鍵の預託(Key escrow)も用語として出ます。

そのほかの技術

トークン化(Tokenization)、データマスキング、ステガノグラフィ、HSM や TPM などの鍵を守る装置も出ます。

このレクチャーで学ぶこと

  • ハッシュとソルトの役割
  • 共通鍵暗号と公開鍵暗号の違いと、鍵の数
  • ディジタル署名で得られるもの
  • PKI・証明書・失効の確かめ方と、鍵を守る装置

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