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確率の基本 ― 条件付き確率とベイズの定理、期待値と分散を計算する

目安学習時間 25分

課題

全問正解でレクチャー完了です。

【問題1】

部品の2%が不良品です。検査は不良品の90%を「不良」と判定し、良品の5%も「不良」と判定します。「不良」と判定された部品が本当に不良品である確率に最も近いものはどれですか。

[選択肢]

【問題2】

確率変数Xの分散が4のとき、3X+5の分散はいくつですか。

[選択肢]
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学ぶ目的

事象と確率

確率は0から1の値をとります。AまたはBが起きる確率は、Aの確率とBの確率を足して、両方が起きる確率を引いたものです(加法定理)。「少なくとも1回」は、1から「1回も起きない確率」を引くと楽に求まります。

条件付き確率と独立

Bが起きたと分かったときにAが起きる確率が、条件付き確率です。「AかつBの確率」を「Bの確率」で割って求めます。AとBが独立なら、AかつBの確率はそれぞれの確率の積になります。

ベイズの定理

結果(検査で陽性)から原因(本当に病気)の確率を逆にたどる方法です。もとの割合(事前確率)が小さいと、精度の高い検査で陽性になっても、本当に該当する確率は思ったより低くなります。

期待値と分散

確率変数の期待値は「値×確率」の和、分散は「(値−期待値)の2乗」の期待値です。サイコロ1個の目は、期待値3.5、分散は約2.92です。

和と定数倍の性質

  • aX+bの期待値は、aかけるXの期待値に、bを足したもの
  • aX+bの分散は、aの2乗かけるXの分散(bは影響しない)
  • XとYが独立なら、和の分散も差の分散も、2つの分散の和

このレクチャーで学ぶこと

  • 加法定理と余事象
  • 条件付き確率・乗法定理・独立
  • ベイズの定理の計算
  • 期待値と分散、和と定数倍の性質

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