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t分布・カイ二乗分布・F分布 ― 推測で使う分布の形と数値表の読み方を身につける

目安学習時間 25分

課題

全問正解でレクチャー完了です。

【問題1】

自由度10のカイ二乗分布の期待値はいくつですか。

[選択肢]

【問題2】

母分散が分からないとき、標本の標準偏差を使って母平均の区間推定をする場面で使う分布はどれですか。

[選択肢]
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学ぶ目的

t分布

母分散が分からず、標本の標準偏差で代わりに計算するときに使う分布です。正規分布より裾が厚く、形は自由度で決まります。自由度が大きくなると標準正規分布に近づきます。自由度9の上側2.5%点は2.262で、自由度が無限大なら1.96になります。

カイ二乗分布

標準正規分布に従う値を2乗して足し合わせた量の分布です。0以上の値だけをとり、右に裾が長い形です。期待値は自由度と同じです。母分散の推定と検定、パート2で扱うカイ二乗検定で使います。

F分布

2つのカイ二乗分布に従う量を、それぞれの自由度で割って比をとった量の分布です。自由度は分子と分母の2つです。分散の比の検定と分散分析で使います。下側の点は、自由度を入れ替えた上側の点の逆数で求めます。

上側確率点の読み方

数値表の値は「それより大きくなる確率」の境目(上側確率点、パーセント点)です。両側5%で調べるなら、上側2.5%の列を引きます。行は自由度、列は上側確率です。

よく使う値

  • 標準正規分布 … 片側5%で1.645、両側5%で1.96、両側1%で2.576
  • カイ二乗分布の自由度1の上側5%点 … 3.841
  • 本番は、会場で配られる数値表で確かめる

このレクチャーで学ぶこと

  • t分布の形と自由度
  • カイ二乗分布の形と期待値
  • F分布と下側の点の求め方
  • 上側確率点の読み方とよく使う値

質問

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