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比率と分散の検定 ― 母比率・比率の差・母分散・分散の比を検定する

目安学習時間 25分

課題

全問正解でレクチャー完了です。

【問題1】

100人中58人が賛成でした。母比率が0.5であるという帰無仮説を検定するときのz値はいくつですか。

[選択肢]

【問題2】

2つの母集団の分散が等しいかを検定するときに使う分布はどれですか。

[選択肢]
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学ぶ目的

母比率の検定

標本比率から帰無仮説の比率を引き、「√(帰無仮説の比率×(1−帰無仮説の比率)÷n)」で割った値を、標準正規分布と比べます。分母には帰無仮説の比率を使うのが、区間推定との違いです。400人中220人が賛成で、帰無仮説の比率が0.5なら、z=2、両側のp値は約0.046です。

母比率の差の検定

2群の比率の差を、2群をまとめた比率で作った標準誤差で割ります。200人中60人と200人中45人なら、まとめた比率は0.2625、z は約1.70で、両側5%では棄却しません。

母分散の検定

「(n−1)×不偏分散÷帰無仮説の母分散」が、自由度n−1のカイ二乗分布に従います。n=11、不偏分散6.4、帰無仮説の母分散4なら値は16で、自由度10の上側2.5%点20.48に届かないので棄却しません。

分散の比の検定(F検定)

2つの不偏分散の比が、F分布に従います。大きいほうを分子に置けば、上側の点とだけ比べれば済みます。自由度は分子の群の大きさ−1と、分母の群の大きさ−1です。

どの検定を使うか

比べるものが平均か、比率か、分散か。1群か2群か。これで検定が決まります。

このレクチャーで学ぶこと

  • 母比率の検定
  • 母比率の差の検定
  • カイ二乗分布による母分散の検定
  • F分布による分散の比の検定と、検定の選び方

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