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カイ二乗検定 ― 適合度検定と独立性の検定を、期待度数から計算する

目安学習時間 25分

課題

全問正解でレクチャー完了です。

【問題1】

コインを100回投げて表が60回でした。表と裏が半々という仮説の適合度検定で、カイ二乗値はいくつですか。

[選択肢]

【問題2】

3行4列のクロス表で独立性の検定をするときの自由度はいくつですか。

[選択肢]
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学ぶ目的

観測度数と期待度数

カイ二乗検定では、実際に数えた観測度数と、仮説どおりなら出るはずの期待度数を比べます。「(観測度数−期待度数)の2乗÷期待度数」をすべての区分で足した値が、カイ二乗分布に従います。値が大きいほど、仮説から外れています。

適合度検定

観測した度数が、ある分布(たとえば、どの目も等しく出る)に合っているかを調べます。サイコロを60回振ると、各目の期待度数は10です。観測が 8, 12, 9, 6, 10, 15 なら値は5.0で、自由度5(区分の数6−1)の上側5%点11.07に届かないので、棄却しません。

独立性の検定

クロス表の2つの質的変数に関係があるかを調べます。期待度数は「行の合計×列の合計÷総数」で求め、自由度は(行の数−1)×(列の数−1)です。

2×2の表の計算

100人ずつの2群で、サービスを使った人が40人と20人なら、期待度数は30と70で、値は約9.52です。自由度1の上側5%点3.841を超えるので、棄却し、群と利用には関連があると判断します。ただし、関連があることは因果を意味しません。

よくある間違い

割合ではなく度数で計算する、自由度を行×列にしない、期待度数の作り方を逆にしない、の3つです。

このレクチャーで学ぶこと

  • 観測度数と期待度数、カイ二乗値の計算
  • 適合度検定と自由度
  • 独立性の検定と期待度数の作り方
  • 2×2の表の計算とよくある間違い

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