IT資格 公開 2026.11.06

AWS DVAの勉強方法|12月1日からDVA-C03に変わる点も解説

執筆・監修: 徐 聖博/株式会社シンシア 代表取締役社長

AWS DVAの勉強方法|12月1日からDVA-C03に変わる点も解説

AWS DVAは2026年12月1日にDVA-C03へ切り替わり、C02は11月30日まで。AIの安全など追加の範囲、受験料・合格点、勉強の順番、無料講座の例題3問の解き方を公式で確かめて解説します。

「AWS DVA(Developer – Associate)を受けたいけれど、試験が新しい版に変わると聞いた。いまの教材で大丈夫なのか」「何から勉強すればいいのか」。この記事は、そう迷っている人に向けて書いています。

先に結論です。DVAは2026年12月1日から新しい版の DVA-C03 に切り替わります。いまの DVA-C02 を受けられるのは11月30日までです。 これから勉強を始める人は、DVA-C03 の試験ガイドに合わせて準備してください。C03 では、AIのサービスを安全に組み込む新しいタスクが加わり、S3の署名付きURLやコンテナのデプロイも範囲にはっきり書かれました。DVA-C02 向けの教材だけでは、この差分が抜けます。

この記事で分かること:

  • DVA-C02 から DVA-C03 への切り替えの日付と、変わる中身(2026年11月6日にAWS公式サイトで確認)
  • DVA の形式・受験料・合格点・4分野の比率
  • いまから受けるなら C02 か C03 か、の決め方
  • 無料で受けられる naminori の対策講座(パート1・2の全16回)の中身と、講座の例題3問の解き方
  • naminori の求人データから見た、転職での資格の効き方

AWS Certified Developer – Associate(DVA)とは

AWS Certified Developer – Associate は、AWSの認定試験のうち、アソシエイト(中級)の段階にある試験です。略してDVAと呼ばれます。

試験ガイドによると、DVAは開発者の役割を担う人に向けた試験で、AWS上のアプリを開発し、テストし、デプロイし、不具合を直す力を問います。DVA-C03 では、ここに「AIを使った開発ツールを使うことを含む」と書き加えられました。

対象者の目安は「AWSのサービスを使ってアプリを開発し、保守した実務が1年以上ある人」です。少なくとも1つの高水準のプログラミング言語を使いこなせることも、前提に挙がっています。

一方で、次のことは範囲外とされています(DVA-C03 の試験ガイド)。

  • 分散システム・マイクロサービス・データベースのスキーマなど、アーキテクチャの設計
  • CI/CDのパイプラインを設計して作ること
  • IAMのユーザーやグループの管理、サーバーやOSの管理、ネットワークの設計
  • 基盤モデルの選定、プロンプトの作り込み、RAG(検索拡張生成)の設計
  • AIの安全の枠組みの設計、ガードレールの実装、AIのガバナンス

つまりDVAは、決まった構成の上で、正しくコードを書いて安全に動かすことに重心がある試験です。構成そのものを決める力は、Solutions Architect(SAA)の範囲です。

2026年12月1日から DVA-C03 へ(いちばん大事な変更)

DVA-C03 の試験ガイドの冒頭には、次のように書かれています(2026年11月6日確認)。

日付 出来事
2026年10月27日 DVA-C03 の申し込みが始まった
2026年11月30日 DVA-C02 を受けられる最後の日
2026年12月1日 DVA-C03 の試験が始まる

C02 の最後の日を「12月1日」と書いている記事も見かけますが、公式の試験ガイドでは11月30日です。11月30日に受ける予定の人は、予約の日付をもう一度確かめてください。

4つの分野と比率の変化

DVA-C02 と DVA-C03 の比較のページに、分野ごとの比率が並べてあります。

分野 DVA-C02(11月30日まで) DVA-C03(12月1日から)
第1分野 AWSのサービスを使った開発 32% 30%
第2分野 セキュリティ 26% 26%
第3分野 デプロイ 24% テストとデプロイ 22%
第4分野 トラブルシューティングと最適化 18% 22%

第4分野が18%から22%に増え、第3分野の名前に「テスト」が入りました。

C03 で加わった主な内容

比較のページに書かれている追加のうち、主なものです。

場所 加わった内容
タスク2.3(新設) AIのサービスを使い、アプリに組み込むときのセキュリティの危険を見つけて減らす。スキルは5つ: AIのサービスへのアクセスを申請・管理する/データを守ってAIのサービスに送る(VPCエンドポイント、入力と出力が学習に使われないことの確認など)/モデルの入力と出力を絞る(内容のフィルタ、機密情報の検出、PII・PHIの伏せ字、拒否する話題、プロンプトインジェクションへの備え)/AIエージェントのやりとりを守る(道具を使う権限、セッションの分離、大事な操作の前の人の承認)/AIとのやりとりで監視のログに残る機密情報を守る
タスク1.1 AIを使った開発ツールでコードを作り、レビューし、最適化する。AWSのマネージドなAIのサービスをアプリに組み込む
タスク2.1 署名付きURLで、期限付きの安全なアクセスを渡す(S3、CloudFront)
タスク3.1 デプロイ用のコンテナイメージを作って管理する(Amazon ECR、Dockerfile、タグ、ライフサイクルのポリシー)
タスク3.2 AWSのAIツールでテストを作り、繰り返しのテストを自動にする
タスク3.3 コンテナのアプリをデプロイする(ECSのタスク定義、EKSのマニフェスト、Fargate、ローリング更新)。AIツールでCI/CDを支える
タスク4.1・4.3 AIツールでエラーを分析する、最適化できるところを見つける

ほかに、SAMでの単体テストが第1分野から第3分野へ、Lambdaの性能の調整が第1分野から第4分野へ移りました。DynamoDBは、C02では4つに分かれていたスキル(パーティションキー、整合性、Query と Scan、キーとインデックス)が、C03では1つのスキルにまとめられています。比較のページは「まとめても、大事なスキルの比重が下がったわけではない」と書いています。

いまから受けるなら C02 か C03 か

あなたの状況 考え方
C02 の準備がほぼ終わっていて、11月30日までに受けられる C02 で受ける選択肢がある。準備した範囲で受けられる
これから勉強を始める、または12月以降に受ける C03 で準備する。 C02 の教材だけでは、タスク2.3(AIの安全)、署名付きURL、コンテナのデプロイなどの差分が抜ける
11月に C02 を受けて不合格だった 再受験は14日待つ必要がある。12月1日以降は C03 になるので、C03 の差分を足して準備し直す

公式の受験後のポリシーには、「合格した試験は2年間受け直せない。ただし、新しい試験ガイドと試験コードに更新された場合は、新しい版を受けられる」とあります。C02 で合格した人も、C03 を受けることはできます。

試験の形式(2026年11月時点・公式で確認)

2026年11月6日に、AWSの公式ページ(DVAの資格ページ、DVA-C03 の試験ガイド、受験前のポリシー、受験後のポリシー)で確かめた内容です。

項目 内容
試験コード DVA-C02(11月30日まで)/DVA-C03(12月1日から)
問題数 65問(採点される50問+採点されない15問。どれが採点されないかは示されない)
試験時間 130分
出題形式 単一選択(正解1つ・誤答3つ)と複数選択(5つ以上の選択肢から正解2つ以上)。C03 のガイドには「複数選択は、正解を全部選ばないと得点にならない」と書かれている
採点 100〜1,000のスケールスコアで、720以上が合格。補償型(分野ごとの合格点は無く、全体で判定)
未回答・誤答 未回答は不正解。推測で答えて外しても減点は無い
受験料 150 USD(公式の受験料の表で、アソシエイトの日本円の欄は 20,000円)
受け方 Pearson VUE のテストセンター、またはオンライン監督付き試験
言語 英語・日本語・韓国語・ポルトガル語(ブラジル)・簡体字中国語・スペイン語(中南米)
有効期間 3年
再受験 不合格のあとは14日待つ。回数の制限は無いが、毎回受験料がかかる
結果 試験の終了から5営業日以内に、AWS認定のアカウントに出る

受験料の税は「税が適用される場合があります」とだけあり、20,000円が税込か税別かは公式に明記されていません(2026年11月6日確認)。申し込みの画面に出る金額で確かめてください。予約の変更は24時間前まで、1つの予約につき2回までです。

時間配分は、130分を65問で割って1問あたり2分です。

有効期間と更新の方法

有効期間は3年です。公式の再認定のページには、DVAの更新の方法として、DVAの最新の版に合格する、DevOps Engineer – Professional に合格する、AWS Skill Builder で認定を維持する、の3つが挙がっています。

難易度と、向いている人・向いていない人

AWSはDVAの合格率を公表していません。公式の数字ではない合格率は、この記事では書きません。

公式が示す難しさの目安は、対象者の「AWSでのアプリの開発と保守の実務が1年以上」です。SAAと同じアソシエイトの段階ですが、問われる力の向きが違います。

DVAで点数を分けるのは、サービスの細かい決まり(上限・既定値・失敗したときの動き)を、問題文の症状と結びつけられるかです。たとえば「429が返る」「1時間で使えなくなる」「同じメッセージが二重に処理される」といった症状から、原因の設定を言い当てる問題が出ます。

向いている人

  • 社内SEやWebエンジニアで、AWSのサーバーレス(Lambda・API Gateway・DynamoDB)で開発する会社に移りたい人
  • すでにコードは書けるが、AWSの開発の決まりを体系的に押さえていない人
  • 生成AIのサービスをアプリに組み込む仕事に関わりたい開発者(C03 のタスク2.3 がそのまま関係します)

向いていない人

SAAとDVAの違い

項目 SAA(SAA-C03) DVA(DVA-C03)
問われること 要件に合う構成を設計する 決まった構成の上でアプリを作り、テストし、デプロイし、直す
範囲外とされること ― アーキテクチャの設計、ネットワークの設計、サーバーやOSの管理
よく出る題材 VPC、マルチAZ、災害対策、購入オプション SDKと認証情報、Lambda、API Gateway、DynamoDB、CI/CD、X-Ray
問題数・時間・合格点 65問・130分・720 65問・130分・720
2026年の動き ガイド版1.1(10月29日)。後継の予告は無い 12月1日から DVA-C03

勉強の進め方(順番)

公式には勉強時間の目安はありません。ここでは、naminori の講座の順番に沿って書きます。

  1. DVA-C03 の試験ガイドと比較のページを読む。 C02 の教材を使う人は、比較のページに書かれた追加の内容を、自分の教材にあるか1つずつ確かめます
  2. SDKと認証情報から始める。 IAMロールと一時的な認証情報で、鍵をコードに書かずにAWSを呼ぶ。ほかのすべての回の前提になります
  3. 第1分野の主なサービス(30%)。 Lambda(呼び出し方・同時実行・失敗したイベントの行き先)、API Gateway(返し方・ステージ・制限・タイムアウト)、DynamoDB(キー・インデックス・キャパシティの計算)、S3の署名付きURL、SQS・SNS・EventBridge、Step Functions
  4. 第2分野 セキュリティ(26%)。 Cognito、KMSのエンベロープ暗号化、Secrets Manager と Parameter Store、そして C03 で新しいAIのサービスの守り方
  5. 第3分野 テストとデプロイ(22%)。 SAM・CloudFormation・CDK、Lambdaのバージョンとエイリアス、CodePipeline・CodeBuild・CodeDeploy、カナリアとロールバック
  6. 第4分野 トラブルシューティングと最適化(22%)。 CloudWatchのログ・メトリクス・アラーム、X-Rayのトレース、キャッシュ、指数バックオフ
  7. 時間を計って解く。 1問2分。複数選択は、正解を全部選ばないと得点にならないので、選ぶ数を必ず守ります

DVAは、手を動かした経験がそのまま点数につながりやすい試験です。小さなLambda関数とAPI Gatewayを作り、わざと失敗させてログとトレースを見るだけでも、問題文の症状が想像しやすくなります。

naminori の講座でできること(パート1・2の中身と主人公)

naminori では、DVA-C03 に合わせた対策講座を2本に分けて無料で公開しています(2026年11月6日公開)。講座ページはログインせずに見られます。最後の修了テストを受けるときだけ、会員登録(ログイン)が要ります。

  • AWS Certified Developer – Associate対策 パート1:全8回・学習時間の目安3時間10分。第1分野の開発が中心
  • AWS Certified Developer – Associate対策 パート2:全8回・学習時間の目安3時間10分。第2〜4分野と本番の解き方。パート1を前提にしています
  • 各回に、スライド・読み上げ音声・解説PDF・小テスト。各パートの最後に修了テスト10問
  • 例題・小テスト・修了テストはすべて自作。公式のサンプル問題や問題集の文章は使っていません

パート1(開発)

回 テーマ 目安
1 試験の全体像と学び方 ― DVA-C03 の4分野と合格基準、C02 からの切り替え 15分
2 SDKと認証情報 ― IAMロールと一時的な認証情報で、鍵をコードに書かずにAWSを呼ぶ 25分
3 Lambdaの開発 ― 呼び出し方・設定・同時実行・失敗したイベントの行き先 25分
4 API Gateway ― Lambdaとつなぐ返し方・ステージ・制限・タイムアウト 25分
5 DynamoDBの設計 ― キー・インデックス・読み込みの整合性とキャパシティの計算 30分
6 S3と署名付きURL ― アップロードとダウンロードを、期限付きで安全に任せる 20分
7 メッセージングで疎結合にする ― SQS・SNS・EventBridge 25分
8 Step Functionsとパート1のまとめ ― 再試行と分岐をワークフローに書く 25分

パート2(セキュリティ・テストとデプロイ・トラブルシューティングと最適化)

回 テーマ 目安
1 認証と認可 ― Cognitoのユーザープールとアイデンティティプール、APIの守り方 25分
2 暗号化と秘密情報 ― KMSのエンベロープ暗号化、Secrets ManagerとParameter Store 25分
3 AIサービスを安全に組み込む ― アクセスの管理、入力と出力の制御、エージェントとログ(C03 の新しいタスク2.3) 20分
4 デプロイの準備とテスト ― SAM・CloudFormation・CDK、エイリアスと環境ごとの設定 25分
5 CI/CDとデプロイ方式 ― CodePipeline・CodeBuild・CodeDeployとカナリア・ロールバック 25分
6 監視とトラブルシューティング ― CloudWatchとX-Ray 25分
7 最適化 ― キャッシュ、再試行と指数バックオフ、Lambdaのメモリと同時実行 25分
8 本番の解き方 ― 130分の使い方と、問題文の条件から答えを絞る型 20分

講座には、全体を通して架空の主人公が出てきます。部品メーカーの社内SEで、社内の受発注システムの保守をしている31歳の「ソウタ」です。去年、アプリの一部をAWSに移す話が出て、Lambdaで小さな集計の処理を書きました。動いたものの、動いた理由をきちんと説明できないことが気になっています。AWSのサーバーレスで開発するWeb系の会社に移りたいと考えていて、カジュアル面談で「Lambdaが失敗したとき、イベントはどうなりますか」と聞かれて答えに詰まったところから話が始まります。前の職場の先輩で、いまはSaaSの会社でバックエンドを書いている「ミオ」が、各回で例題を出します。

DVA対策 パート1を受ける(無料・全8回 / 3時間10分)

講座の例題を解いてみる

講座の台本から、3問を選んで解いてみます。どれも講座のために作った問題です。

例題1:DynamoDBの読み込みのキャパシティ(パート1 第5回)

問題: 10KBの項目を、結果整合性で1秒に10回読みます。必要なRCU(読み込みキャパシティユニット)はどれでしょう。

  • ア: 25
  • イ: 30
  • ウ: 50
  • エ: 15

正解はエ(15)です。 決まりは「4KBまでの項目を、強い整合性で1秒に1回読むと1RCU。結果整合性ならその半分、トランザクションなら2倍」です。

  1. 10KBを4KBの単位に切り上げる → 12KB、つまり3単位
  2. 1秒あたりの回数を掛ける → 3 × 10 = 30(強い整合性のとき)
  3. 結果整合性なので半分 → 15

アの25は、切り上げずに 10 ÷ 4 = 2.5 として10回を掛けた値です。イの30は、強い整合性のときの値です。ウの50は、読み込みなのに書き込みの1KBの単位で数え、10単位 × 10回 ÷ 2 とした値です。「切り上げ」「読みは4KB・書きは1KB」「整合性で半分か2倍か」の3つを順に当てはめるのがこの問題のポイントです。

例題2:署名付きURLが早く切れる(パート1 第6回・C03 で範囲に明記)

問題: SDKで有効期限7日の署名付きURLを作ったのに、1時間ほどで使えなくなりました。いちばん考えられる理由はどれでしょう。

  • ア: 署名付きURLは必ず1時間で切れる
  • イ: バケットのバージョニングが無効
  • ウ: オブジェクトが大きすぎる
  • エ: AssumeRoleで得た一時的な認証情報でURLを作り、その認証情報の期限が切れた

正解はエです。 署名付きURLは、作ったときの認証情報で署名されます。一時的な認証情報で作ると、URLに書いた期限より先に、認証情報の期限で切れます。AssumeRoleのセッションは既定で1時間なので、「1時間ほどで」という症状と合います。

アは、CLIやSDKなら最大7日まで作れるので違います。イのバージョニングは古い版を残す機能で、URLの期限とは関係ありません。ウの大きさも期限には関係しません。署名付きURLは、DVA-C03 でタスク2.1 に明記された内容です。

例題3:AIエージェントに大事な操作を任せる(パート2 第3回・C03 の新しいタスク2.3)

問題: 社内のAIエージェントに「請求を取り消す」道具を持たせたい。考え方に合うものはどれでしょう。

  • ア: 実行ロールに、すべてのサービスの管理者の権限を付ける
  • イ: 取り消しの前に人が承認する段を入れ、権限は必要なものだけに絞る
  • ウ: すべての利用者で1つのセッションを共有する
  • エ: プロンプトと応答をそのまま誰でも読めるログに残す

正解はイです。 試験ガイドのタスク2.3 には、AIエージェントのやりとりを守る例として、道具を使う権限、セッションの分離、大事な操作の前の人の承認が挙がっています。

アは、エージェントが誤った判断をしたとき、どんな操作でもできてしまいます。ウは、ある利用者の情報が、別の利用者の応答に混ざるおそれがあります。エは、ログに機密情報を残す問題そのもので、これもタスク2.3 の範囲です。

AIの内容は新しく見えますが、守り方の考え方は、ほかの分野と同じです。最小の権限、送りすぎない、残しすぎない、大事な操作は確かめる。講座でも、細かい設定は変わりやすいので、考え方を中心に扱っています。

転職で資格はどう効くか(naminori の求人データ)

2026年11月6日に、naminori の本番のデータで求人の本文を数えました。

  • 過去に掲載したものを含む84件のうち、本文(タイトル・募集内容・必須スキル・応募資格など)でAWSに触れていたのは19件。生成AI・LLMに触れていたのは5件、Docker・Kubernetesは5件
  • 掲載中の6件では、AWSに触れていたのは2件、生成AI・LLMも2件
  • 特定の資格を応募の条件にした求人は、1件もありませんでした。 AWSの資格名で出てきたのはSAAの1件だけで、DVAは0件です
  • 福利厚生などを含めると、84件中40件が「資格取得支援」に触れていました(費用の負担や取得後の昇給など。中身は会社ごとに違います)

DVAは、naminori の求人の本文には名前が出てきませんでした。DVAを持っていることが応募の条件になる求人は無い、ということです。

それでも、DVAの範囲は開発職の面接と重なります。ソウタが聞かれた「Lambdaが失敗したとき、イベントはどうなるか」は、DVAの第1分野そのものです。「非同期で呼ばれたなら、既定で2回やり直し、それでも失敗したら失敗時の送信先に残せる」と理由まで話せると、触ったことがあるだけの人との差になります。

掲載中の6件のうち2件が生成AI・LLMに触れていたことも、C03 の変更と重なります。AIのサービスを呼ぶコードを書くこと自体より、権限・送るデータ・ログを安全に扱えるかを説明できる開発者はまだ多くありません。C03 のタスク2.3 は、その説明の材料になります。資格取得を支援する会社も多いので、入社してから DevOps Engineer – Professional などに進む道もあります。

AWSや生成AIに触れる求人を見る(naminori の求人一覧)

よくある質問

DVA-C02 はいつまで受けられますか?

公式の試験ガイドでは、DVA-C02 を受けられる最後の日は2026年11月30日です。DVA-C03 は2026年12月1日から始まり、申し込みは2026年10月27日に始まっています(2026年11月6日確認)。

DVA-C02 向けの教材で、DVA-C03 に対応できますか?

大部分は重なりますが、そのままでは足りません。C03 では、AIのサービスを安全に組み込むタスク2.3 が新しく加わり、AIを使った開発ツール、署名付きURL、コンテナイメージの管理とデプロイなども範囲に書かれました。公式の比較のページで追加の内容を確かめ、教材に無いところを補ってください。

DVAの受験料はいくらですか?

AWSの公式の受験料の表では、DVAを含むアソシエイトの試験は 150 USD、日本円の欄は20,000円です(2026年11月6日確認)。税は「適用される場合があります」とだけ書かれ、税込か税別かは明記されていません。

DVAの合格点と問題数は?

65問・130分で、合格は100〜1,000のスケールスコアで720以上です。採点されるのは50問で、残り15問は採点されません。C03 の試験ガイドには、複数選択の問題は正解を全部選ばないと得点にならない、と書かれています。

SAAとDVAは、どちらを先に受けるべきですか?

構成を決める側(インフラ・クラウドの設計)を目指すならSAA、AWS上でアプリを書く側(バックエンドの開発)を目指すならDVAが先です。DVAはアーキテクチャの設計やネットワークの設計を範囲外としているので、開発者がSAAを取らずにDVAから受けても問題ありません。

DVAの合格率は公表されていますか?

公表されていません(2026年11月6日時点)。難しさの目安は、公式の対象者「AWSでのアプリの開発と保守の実務が1年以上」で考えるのが確かです。

まとめ・次の行動

  • DVA-C02 は2026年11月30日まで、DVA-C03 は12月1日から。 これから準備する人は C03 で
  • C03 では、AIのサービスを安全に組み込むタスク2.3 が新設され、第4分野(トラブルシューティングと最適化)が22%に増えた
  • 65問・130分・720点で合格、受験料は 150 USD(日本円の欄 20,000円)
  • 点数を分けるのは、サービスの決まりを問題文の症状と結びつけられるか
  • 転職では応募の条件ではないが、開発職の面接で「なぜそう動くか」を答える材料になる

まずはパート1の第1回(15分)で、C03 の4分野と、C02 からの変化を確かめてみてください。

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